24時間の保温後、このマルセイユが入っているアクリル型を外に出してみると、
上部がひび割れていたのです。
嫌な予感がしたので、アクリル型からすぐに取り出してみると、やはり
全体的に粉のようにもろく、かさかさとした状態になっていました。
そして切り分けると…下のように
ぼろっと崩れてしまいました(号泣)。

この石鹸、結構思い入れがあるものだったため、ショックは倍増。あまりのショックに、バッチの緊急用エッセンス入りグミキャンディに手が伸びかけたくらいでしたw。
こういった失敗は以前何度か経験しており、その後情報収集した結果
・水分不足
・保温不足
が原因ではないかということが分かりました(もし他にもあるようでしたら、どうぞご教唆下さいませm(__)m)。
その後、水分は常に油分総量の38%にし、型入れ前の生地はできるだけ湯煎で温めていたし、保温箱も発泡スチロールの箱ではなく段ボール製だけど、それをフリースの膝掛けで二重に包み、冬は特に、熱湯を入れた瓶とくしゃくしゃにした新聞紙をその中に入れ、内部温度を暖かく保つように心懸けていました。この結果、ソーダ灰がつくこともあれば完全にジェル化することもあるなど、自分で完全に調節は出来ないまでも、これほどの失敗を(こっちに来てからは)することは無くなったのです。
でも今回は、こうして保温対策をしっかり行ったのに、こんなもろもろ、ぼそぼそな石鹸になってしまったのです(TT)。もうリバッチ決定!!!
が、面白いというか興味深いことに、同時に(というかこのマルセイユを仕込んだ後に)作成したランドリーソープ(菜種油80%、ココナツ油20%、水分38%、NaHO0%ディスカウント)は、20分かき混ぜた後は時々かき混ぜたくらいで、トレースが出るまでろくに保温もせずに放置しておき、トレースが出た後上記のマルセイユと同じ保温箱に入れておいたのに、ソーダ灰は全く付かず、うっすらジェル化している様子さえある、つまり保温は成功したのです。
とすると、失敗の原因は、マルセイユにアクリル型を使用したからではないか?というところに行き着きました。
アクリル型は石鹸をカクッと綺麗に作ることが出来、また型だしも簡単にするっとできる、という長所がある一方で、牛乳パック型や木型に比べると保温力は悪くソーダ灰がつきやすい、という欠点があるとのこと。
とはいえ、今よりもっと寒い時期にアクリル型を使って作った石鹸は失敗することなく出来たので、アクリル型が絶対に悪い、ということは無いと思います。考えられるのは、使用した接着剤があまりよくないものだった為、石鹸の熱あるいはアルカリに対応できずに緩んでしまい、それが原因で型が壊れたということ。私は相方お手製のアクリル型を使っているのですが、実は今回、型出しの時点でアクリル型が壊れていたのです(TT)。この隙間のせいで、保温がいつもより上手くいかなかったということも考えられます。というかそれしかないかもw。
それに加えて今回、

このような、相方に
作らせた 頼んで作ってもらった木型を利用してみました。でもこれ、普通の木型とはちょっと違っていて、この中に牛乳パック型を入れて保温できるようになっています。(私も相方も毎日牛乳を飲むので、沢山発生する牛乳パックを石鹸型に使いたいんです)
木型だと保温が上手に出来るという情報は既に得ており、今回まずは上記のランドリーソープで試してみたのですが、ソーダ灰が全く発生せず、大成功!牛乳パック使用時に発生する膨らみを抑えるサイズで作ってあるのでたこ糸で結ぶ手間も省け、牛乳パック型でも割と綺麗な形に仕上がるし、中に型紙を敷く手間も省けるし(この作業が面倒だから牛乳パックを使いたいというのもあります)、いやーこれはなかなかいいです。今後も活躍してもらいそう。

このように牛乳パック型を設置して使うようにしています。
また、現在木箱は一つしかないのですが、このランドリーソープは多めの量で作成したので、生地の半分は前田さん式牛乳パック型プラス木箱で、残り半分は小幡さん式の牛乳パック型に入れ、木箱なしで普通に保温させました。小幡さん式型でのランドリーソープは現在まだ保温中ですが、やはりソーダ灰はついておらず大成功の様子…。牛乳パック型も悪くない、と改めて思いました。
こんな凹みに凹んだ失敗談でも
ブログのネタにできれば 誰かの役に立つことが出来るに違いない思い、載せてみることにしました。参考になれば幸いです。
販売されているアクリル型はしっかり接着されていると思うので、それを使っている方は私のような失敗をすることはない、あるいは少ないと思いますが、もしお手製のアクリル型を使っている方は気をつけてくださいね。
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