この実験の端緒は、
レッドパーム油入りの石鹸に蜂蜜を入れると退色を遅らせることが出来る、という現象からです。
ベテランソーパーさんのサイトでこの情報を知って以来、レッドパーム油及び未精製アボカド油入りの石鹸には必ず蜂蜜を入れているおかげで、今でも綺麗にそれぞれの色を保っている2年前あるいはもっと前に作った石鹸が沢山残っています。(例えば
こちら)
が、どの色でも退色を防ぐことが出来るかというと、それはまだ分からないのです。今まで自分の経験で判明しているのは、レッドパーム油、未精製アボカド油そしてオプションで入れたほうれん草ジュースの退色防止のみ。
それなら出来ることを出来るだけ試してみよう!と思い、アロエヴェラジェルを入れて作った石鹸『
酔っぱらいアロエヴェラ』『
桃色胡桃』がピンク色になったのを契機に、実験をしてみることにしました。
ちなみにこれはどちらも、NaOHを入れる前の精製水に分量分の蜂蜜を溶かしておく『蜂蜜先入れ方』で試したもの。後入れ方で蜂蜜を入れた石鹸の退色速度は非常に遅いと既に判明しているのですが、果たして先入れ方ではどうなんだろう?という実験も兼ねています。
対象の石鹸は、自家製アロエヴェラジェルを入れて作った石鹸(『酔っぱらいアロエヴェラ』及び『桃色胡桃』)各2つずつ。
この中からそれぞれ1つずつを、太陽の光が差し込む居間の机の上に1ヶ月
放ったらかし 置いておき、他方は普段から作った石鹸を保存しているように、光が入り込まない(窓がない)物置部屋の中に置いてある紙箱の中に入れておきました。
以下2枚の写真は、実験前のそれぞれの石鹸の様子です。もちろん、それぞれどちらも同じ色をしています。

2月20日頃から始めたこの実験、約40日後の4月3日に再び見比べてみました。すると、このようになりました。ちなみにどちらの写真も、上にある石鹸が日向に置いていたもの、下の石鹸は光を遮断しておいたものです。
(一応同じように晴れている日に同じ場所で撮影を試みたのですが、それでも写真の様子が違っているのはご了承下さい。)


写真ではかなり分かりづらいのですが、一ヶ月日の光の中に置いておいた方の石鹸は若干色落ちしているものの、光を遮断しておいた石鹸と比べても、それほど大きな退色の差は無いのが分かるでしょうか?
この結果から見ると、蜂蜜後入れ法だけでなく先入れ方でも、蜂蜜の退色を遅らせる働きはあまり変わりなさそうです。しかも、蜂蜜後入れ方だと石鹸が褐色を帯びてしまいデザインがしにくくなるのですが、先入れ方だと蜂蜜の使い心地を取り入れつつ褐色になるのも防ぐことが出来るので、本当に便利。とはいえ私の個人的な経験では、後入れ方で作った石鹸の方が使い心地がより良い感じがするのと、蜂蜜のいい香りが残るので、こっちも捨てがたいんですけどね。
いずれにせよ、その材料や状況によって先入れ、後入れを使い分けることが出来るのは便利だし、蜂蜜好きにはとても有り難いです。
で、結論。
蜂蜜の退色を防ぐ効果は、アロエヴェラを使用することによって出現するピンク色にも有効(なんだと思う)! やっぱり蜂蜜ってすごいパワーがあるんだな、とこの実験を通して実感しました。
これからの季節、花々の間を飛び回っている蜜蜂たちに、より一層愛おしさを感じてしまいます。
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